『형제는 용감했다(兄弟は勇敢だった)』
3月23日チョン・ドンヒョン氏初日を見てまいりました。
弟のイ・ジュボン役は、ソン・ユンジンとチョン・ドンヒョンのダブルキャストです。
家柄の良い、安東李氏宗家の兄弟は、兄は株投資に失敗、弟は司法試験を言い訳にだらけた生活を送るダメ兄弟。
3年前に世を去った母の死の理由が父にあると考えている兄弟は、父子の縁を切り長らく実家に帰っていなかった。
またお互いに対するコンプレックスのため、長らく連絡を取っていなかった二人であったが、父の訃報を聞き、数年ぶりに帰郷することとなる。
ということで、葬式シーンからお話は始まります。
韓国の伝統的な家柄、葬式、儒教などが絡んでくる話なので、韓国的常識のない外国人には??な部分も多いですが、葬式のシーンや子供が生まれたシーンなどには日本との違いが目に見えて面白いです。
それから亡くなった人が、客席を通って階段を上に上がっていくのが、なんと言うか、正に“天に召された”って感じ。
話自体はコメディで、ノリだけで見れます。
が。少しでも言葉が分かるなら、最後は大号泣必至。
会場中からすすり泣く声が聞こえてくるほどでした。
心暖まる、けどっ!!胸が痛いよ・・・T△T
“ライセンス作品とロマンチックコメディの溢れる韓国ミュージカル界への挑戦”なんて話も耳にしましたが、十分挑戦できます。
初めて見た韓国の創作ミュージカルでしたが、とても面白かったです。
げらげら腹抱えて大爆笑して、最後は大泣きしてきました。大満足。
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・이석봉(兄)→박정환
写真で見るより老けてるイメージ。何故に・・・。あ、でも子供時代は可愛かった。高学歴の弟へのコンプレックスがちらついている感じが良く出ていたと思う。一箇所がらりと声色を変えて歌い出すシーンがあって、大爆笑。
・이주봉(弟)→정동현
ひ、ひげが・・・っ!いやお似合いです。眼鏡を指で上げる仕草とか神経質っぽいのに、喧嘩っ早いのね。これまた子供時代が可愛い~。良く分からなかったけど、かなりオイシイ役っぽい感じが。ローラさん、見たいけどあえて直視しないところがそれっぽい。
一人二役とか普通にやってらっしゃるので、誰が誰やらこんがらがっています。
女性陣が厳しそうで恐ろしく、迫力満点だけど、オ・ロラ女史だけは女性~な雰囲気を前面に出していて、というか出しすぎていてとにかく可笑しい。
ローラさん登場シーンなんて、照明からしてピンクだし。星飛んでるし。
彼女の演じ分けっぷりにはびっくりしました。
あとはとりあえず、おじいちゃんナイス!ということと、お父さん歌声が素敵、ということでしょうか。
韓国ミュージカル界は若いパワーは溢れているけど、年のいっている熟練俳優が少ない、という話を聞きますが、この舞台でもおじいさん役やおじさん役、全て若い人がやっていました。
ん?っと思わなかったと言えば嘘になりますが、声は若くても皆歌上手いし、そんなに違和感無く見れました。
さて次は4月20日に見に行く予定ですよー!
今度は友達と一緒に、です。楽しんでもらえると良いなあ。
ところで今回も当日券の奇跡が起きまして、前から6列目のど真ん中でした。
どんひょんさんと目が合いっぱなしだった上に、ウィンク(右目!/笑)までいただいちゃった、というのは私の勝手な妄想かな^^;
いや、でも。と思わせてくれる良い席でした。らっきー☆